世羅高原6次産業ネットワーク

世羅高原6次産業ネットワークとは

平成11年、世羅高原にある農業及びその加工品の普及拡大、また観光促進を目的に世羅高原6次産業ネットワークが設立されました。農業の6次産業(※)化による地域の活性化を目指して活動し、その取組みは全国的にも高い評価を受けています。

 

現在、観光農園・果樹農園・産直市場・農畜産物加工グループなどの70を超える団体が加盟しており、「町中が農村公園」をめざして元気に活動しています。

※6次産業
1次産業×2次産業×3次産業=6次産業。
農業の第1次産業が食品加工・流通販売にも業務展開している経営形態を表します。

沿革

平成9年(1997年)

農村地域6次産業育成事業(広島県)



平成10年(1998年)

21世紀農林水産業活性化総合支援事業(広島県)



平成11年(1999年)

7月14日

世羅高原6次産業ネットワーク 設立



平成18年(2006年)
4月

せら夢公園内に世羅高原6次産業ネットワークのアンテナショップ、協同組合夢高原市場をオープン



平成21年(2009年)11月

「日本一大きく美しく豊かな農村公園プラン」を町長へ提言



平成26年(2014年)

農林水産業みらい基金より事業認定を受け、情報発信、新商品開発、農家民宿等の充実を図る



活動内容

オリジナル商品

 ランニングウォーター

平成22年3月 「世羅っとした梨ランニングウォーター」を開発しました。世羅の特産である梨の果汁が入っています。駅伝の強豪校、世羅高校にて選手や生徒さんたちと何度も試飲して共同開発した商品です。

時代にあわせて味を改良し、より飲みやすくなりました。


Sera-Riz(せらり)

平成28年7月に新商品「Sera-riz(せらり)」発売。寒暖の差が大きく、中国山地の分水嶺がある世羅高原のきれいな湧き水で育まれた、美味しいお米とぶどう、ワインを贅沢に使って、手間暇かけた逸品を世羅の農家のお母さんたちがつくっています。冬期にはレーズンをワインに浸したバターサンドタイプを販売します。

 


Sera-Riz(せらり)~レーズンバターサンド~

冬季限定のレーズンバターサンドです。

世羅の高級干しぶどうをせらワインに漬け込み,バタークリームをはさんだ贅沢な味わいです。

※冬季限定のため、お電話またはメールでお問合せください。

 


SERANOLA(せらのーら)

世羅でとれたお米とフルーツで作ったグラノーラです。


◆そのままでも、ミルクをかけて朝食に

◆サラダやヨーグルトのトッピングに



イベント

スローフードフェスタ

平成10年より「産品試食会」「地産地消のつどい」、「スローフードフェスタ」と名前を変えて毎年実施しています。世羅のお母さんたちが地元の食材を使ってお料理を作り、食べ比べします。平成11年には郷土料理研究会が発足しています。

ひろしま夢ぷらにて販売

平成11年より、広島県内の産品やイベント情報の発信基地である「ひろしま夢ぷらざ」にて世羅高原フェアを開催しています。旬の梨や世羅の特産品を中心に、毎年店頭に立って販売することで、世羅高原のPRにもひと役買っています。

フルーツ王国せら高原夢まつり

平成13年9月より毎年、大型イベント「フルーツ王国せら高原夢まつり」を開催しています。梨やぶどうなど果物の旬の時期に産地直送ならではの屋台販売をします。フルーツオリンピックなど果物に親しみを持っていただく催しもあります。期間中は周辺の道路が渋滞するほどです。

フラワー王国せら高原夢まつり

平成22年4月より、春の大型イベント「フラワー王国せら高原夢まつり」を毎年開催しています。春の花観光シーズンの訪れを告げるイベントです。

 

交流事業

・国際交流ファームステイ
・大学インターンシップ
・農家民宿
・JICA研修受入
・世羅高原カメラ女子旅 など


会長挨拶

 今年度より会長を拝命致しました光元信能でございます。

 浅学非才にて行き届かぬところ多々あろうかと思いますが、努力を惜しまず先輩諸氏にご指導いただき尽力する所存です。よろしくお願い致します。

 「世羅と言えば」という言葉をよく耳にしますが、これまで「自然豊かで大田庄を中心とする穀倉地帯」、「林業が盛んで松茸の産地」、「農業が盛んで米のほか、野菜、果物、花、畜産など県内では代表的な産物がある」、「駅伝の町」、「史跡の町」などと語られてきました。

 そのなかで、世羅6次産業ネットワークの歴史を紐解くと、生活研究グループの食生活改善の活動が浮かんできます。県の農業改良普及所が甲山にあった時代からで、生活改良普及員さんの指導のもとに、健康を食から見直そう、輝く女性活動を展開しようと拡がりました。ネットワークができる前の源泉かもしれません。コミュニケーションを深めお互いを尊重し、助け合いながら目標を掲げて活動していく、連携のある世羅ならではのことです。こうした土台、礎を大切にし、次代へ繋げていくことが世羅大地のさらなる成長へと発展していくことでしょう。

 昨今、ネット社会の進化によって情報、物流の迅速化が図られ国内外での商戦が激化しています。時代、環境に合った、いいもの、良さ、伸ばせるもの、忘れてはならないものを求めていかなければなりません。多くの会員の皆様の経験とアイデアを結集して、さらなる世羅の魅力づくりに挑戦していきましょう。そして、訪れていただく方々と共に笑顔と感動と喜びを分かち合い、「世羅と言えば」に語られる活動を展開していきましょう。



役員紹介

会 長

農事組合法人 世羅幸水農園

光元 信能



副会長

農家民宿 高光

橋川 正治



副会長

株式会社 太平牧場

佐古 淳子



副会長

特産品センター かめりあ

宮本 真弓



理 事

農事組合法人 大豊農園(山の駅)

松村 健立朗



理 事

四季園にしおおた

片山 健滋



理 事

ときばぁばのほっこり自然宿

日南田 貴美



理 事

グーラテースガーデン

宮  正幸



理 事

ユニオンフォレスト株式会社

森澤 祐佳



理 事

協同組合 夢高原市場

橘高 知栄



監 事

こがね餅・峠の駅

梶川 富美子



監 事

世羅ゆり園

大畠 達也



令和5年(2023年)6月1日~令和7年(2025年)5月31日